なぜ膝の痛みが治らないのか?
膝の痛みが治らない原因は以下の6つが考えられます。
①変形性膝関節症・・・膝関節の内側が変形してしまうことで関節に負担がかかる。
②骨盤のゆがみや姿勢の癖・・・歪みや癖により、本来かからないはずの負担が膝にかかる。
③左右の足の筋力差・・・膝関節にかかってくる負担にも左右差が生じてしまう。
④膝回りの筋肉の過緊張・・・膝を動かす筋肉の緊張による膝の可動性の低下により関節に負担がかかる。
⑤足の裏のアーチの乱れ・・・アーチによる足のクッションが使えずに、立っている状態や歩いている状態で地面から負担がかかる。
⑥外反母趾・・・足の親指にかかる荷重が受け止めきれずに膝に負担がかかる。
上記の原因を防がないと膝の痛みを治すのは難しいといわれています。
また、ご来院された方から「膝に水がたまるのが原因じゃないのですか?」と聞かれることがありますが、膝に水がたまるということは、膝の関節内に炎症が起きている状態です。現在の膝の状態に対して水が必要だということを体が察知して発生する”結果”にすぎません。そのため、炎症が起きている原因を防がないと抜いても抜いても水が溜まります。
自宅でもできる膝の痛みへの対処法
ストレッチ
膝の痛みを軽減するためにストレッチを行うことはとても効果的です。特に太ももの前側の筋肉である大腿四頭筋、太ももの後ろの筋肉であるハムストリングスをストレッチするのがおすすめです。
●膝の外側の痛みを軽減するストレッチ
①床に座って両足を伸ばす
②つま先をゆっくりと遠くに伸ばして、すねを伸ばす
③つま先をゆっくりと手前に引き寄せ、ふくらはぎを伸ばす
④2〜3を10回繰り返す
●膝の内側の痛みを軽減するストレッチ
①壁に片手をついて立ち、片足の膝を曲げ、つま先をつかむ
②つま先をお尻の方へ引き寄せ、太ももの前側を伸ばす
③息を吐きながら30秒キープする
④反対側も同様に行い、左右2〜3セット行う
マッサージ
ストレッチと合わせてマッサージも行うことで筋肉が柔らかくなり、膝関節の安定感を保てるようになります。
①床に座った状態で足を伸ばす
②膝関節から太ももにかけて、手のひらで押し込むようにマッサージをする
③痛みを感じる場所は力を入れすぎず、心地よいと感じる程度に押す
トレーニング
膝が痛いのにトレーニングなんてできないと思われる方も多いと思います。しかし、膝の痛みに対して行うトレーニングはスクワットなどの膝に負荷をかけるものではなく、負荷をかけずに膝周りの筋肉を動かすことを目的としたトレーニングのため、安心して行うことができ、とても効果的です。
●足上げトレーニング
①仰向けになって片方の膝を垂直に曲げる。
②もう片方の膝を伸ばしたままで、ゆっくり上げ、床から10cmのところで5秒間脚を静止する。
③ゆっくりと脚を床に下ろす。
④これを20回、左右の脚で繰り返す。
●ボールはさみトレーニング
①ボール(枕やクッションでもOK)を太ももの間にはさみ、脚はボールの幅に開く。
②ボールを太ももで5秒つぶします。
③これを20回繰り返します。
まとめ
長年治らない膝の痛みは、膝周りの筋肉や骨盤・姿勢の歪み、足のアーチや筋力の左右差、さらには外反母趾が原因となることが多いです。その対処法としては、大腿四頭筋やハムストリングスのストレッチやマッサージ、トレーニングがありますので膝の痛みでお悩みの方は、ぜひ実践してみてください。
それでも膝の痛みが改善されない、日常生活にも支障がでてきているという場合には、整骨院や接骨院で専門家に診てもらうのも効果的です。当院では膝の痛みに対して、膝周りの筋肉だけでなく、姿勢や骨盤の歪みや足のアーチなど根本的な原因に対しても施術を行うことで膝の痛みを改善させていただいておりますので、お気軽にご相談ください。










