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生涯発症率10%?足底筋膜炎とは?

 皆さんは足底筋膜炎というものを知っていますか?AdobeStock_887440890-scaled

これは足の裏の筋肉を覆っている膜(筋膜)に炎症が起きる状態のことで、一生のうち10人に1人が足底筋膜炎になるといわれています。特に40歳から60歳の年齢層で多く見られ、女性の発症率は男性の2~3倍高いことが知られています。また、片方の足だけの発症が約70%、両脚での発症が約30%の割合で見られます。

なぜ足底筋膜炎になるのか?

 足底筋膜炎の原因は以下の通りです。

①使い過ぎによるもの

スポーツなどによる足の使いすぎや疲労、硬いところでの活動、長時間の立ち仕事や歩きすぎ、などにより足底筋膜が地面と骨との軋轢により痛みを誘発します。

②運動不足によるもの

使い過ぎとは真逆にはなりますが、普段歩くことが少ない人が急にたくさん歩いたりすることにより起こることもあります。なぜなら、あまり歩行をしないでいると足底の血流が悪くなり、筋肉が固くなります。固く伸びが悪い筋肉の状態で急にたくさん歩くと炎症が起きやすくなります。

③足底のアーチの問題content_横アーチ低下の偏平足

特に偏平足や外反母趾があると、足底筋膜炎になるリスクがかなり上がります。

④疲労の蓄積やシューズの相性

単純に、太ももやふくらはぎなどの足底以外の部分に疲労が溜まっている場合でも足底筋膜炎の原因になります。また、足底にストレスのかかりやすい靴を普段から履いていると足底筋膜炎になりやすいです。

⑤歩き方や骨盤の歪み、腰・膝の異常

例えば、お尻の筋肉を使って歩けていなかったり、ガニ股や内股、骨盤の歪み等も間接的ではありますが足底筋膜炎の原因になってまいります

⑥距骨の倒れこみ

写真のように、足首に距骨という骨があります。これはスネの骨と足の甲の骨をつなぎ合わせる歯車のような役割をしていて、足になにか異常がある方はこの距骨が内側に倒れていることが多く、足の機能に大きな影響をもたらします。

自宅でもできる対処法

 実際に足底筋膜炎になってしまった際には、一番は安静にしていただくことですが、それが難しい場合はアイシングなどで患部を冷やして炎症を抑えるのと同時に、ストレッチを行うことで足とその周囲の血流を良くすることで回復を促すのが効果的です。

ここではいくつかストレッチを紹介していきます。

足の指を反らせるストレッチ20240826_img02

・椅子に座り、片方の足を反対側の膝に乗せます。

・片手で足の指を掴み、もう片方の手でかかとを押さえます。

・足の指を上に反らせるように、ゆっくりと10秒間キープします。

・足を戻し、片足10回ずつを1日3セットを目安に繰り返します。

・痛む場合は無理をせず、気持ち良い範囲で行いましょう。

ふくらはぎのストレッチ20240826_img04

・壁に手をついて、壁から離れて立ちます。

・痛みのある足を後ろに引き、かかとを床につけたまま、前後の足で肩幅くらいに開きます。

・後ろ足のふくらはぎが伸びるのを感じるまで、前に体重をかけます。

・この状態で10〜15秒キープし、反対側の足も同様に行います。

痛い場合は無理に力を入れすぎず、ふくらはぎに張りを感じる程度で止めましょう。

しかし、ストレッチでも痛みが出る場合は無理に動かそうとせずに冷却のみを行い、痛みが落ち着いてからストレッチを始めるようにしてください。

どうしても痛みが強い状態が続く、歩くのが痛すぎて日常生活が不便になっているといった場合には整骨院や接骨院での専門ケアが推奨されます。

まとめ

 足底筋膜炎は生涯で10人に1人が発症するもので、原因としては歩き方や足底のアーチ低下、姿勢や骨盤の歪みが挙げられる。

対処としてはアイシングやストレッチ、もしどうしても痛みが改善されない場合は接骨院などの専門家による処置がおすすめです。

当院では、下半身の筋肉を柔らかくするための整体、骨盤矯正、運動療法による筋肉の再教育、必要に応じてインソールやテーピングの処方を行い、足底筋膜炎の改善を図っておりますので、お気軽にご相談ください。
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