寝違えの原因と効果的な対処法｜首の痛みを早く改善するためには？

みなさま、朝起きたときに「首が痛くて動かせない…」という経験はありませんか？
これがいわゆる「寝違え」です。寝違えは軽視されがちですが、放置すると慢性的なクセにつながることもあります。
ここでは、寝違えの原因と日常でできる対処法、さらに整体や接骨院でのケアについて詳しく解説していきます。

寝違えが起こる主な原因は？

寝違えは、首周りの筋肉や関節に異常な負荷がかかることで起こり
ます。主な原因は以下の通りになります。

 1. 不自然な就寝姿勢
　枕の高さが合わなかったり、うつ伏せ寝や肩に力が入った状態で寝ると、
首の筋肉や関節に負荷がかかり続けたまま寝てしまいます。
 2. 筋肉の疲労や緊張
　日中のデスクワークやスマホの操作によって首・肩の筋肉が硬くなっている状態で寝ると、寝ている間に筋肉がさらに緊張し、寝違えやすくなります。
 3. 冷えや血行不良
　冬場やエアコンの効いた部屋で寝ると首周りの血流が悪くなり、筋肉が硬まる。これが寝違えのトリガーになります。
 4. ストレスや睡眠不足
　心身の緊張は筋肉の緊張を強めるため、寝違えリスクを高めます。

寝違えたときの応急対処法

寝違えをした直後は、無理に動かすのは避けましょう。以下の方法が有効です。
また、起きている時でも首を痛めて回らなくなってしまった、という時も有効です。

 1. 安静にする
　首を強く動かさず、「痛みの少ない姿勢」で休む

 2. 冷却で炎症を抑える
　寝違え直後24時間以内は、氷や冷却シートで痛む部分を冷やすと炎症や腫れを抑えられます。
（※シップそのものには氷や冷却シートほど温度を下げる効果が無く、長時間貼ると逆効果になることもあるため要注意です）

 3. 温めて血流を改善
　痛みが落ち着いてきたら、ホットタオルや入浴で首を温めると血流が促進され、回復が早まります。
 4. 軽いストレッチ
　痛みが取れてきたら無理のない範囲で首をゆっくり回す、伸ばす。
5.接骨院や整体院に行く
　特に１日も早く痛みを取りたい、という方はこのように他者の力を借りた方が良いかもしれません。

日常生活での予防法

寝違えを繰り返さないためには、日頃の習慣も大切です！
 • 枕の高さや硬さなどを見直す
　肩の曲がり角のてっぺんと首の付け根のカーブのとのスペースに
すっぽりと収まるものにしましょう。
低すぎ・高すぎは寝違えの原因です。
 • 睡眠前ストレッチ
　筋肉を軽くほぐすことで、寝ている間の筋肉の緊張など防ぎます。
 • デスクワーク時の姿勢改善
　長時間同じ姿勢を避け、30分おきに軽く肩甲骨や首を回すことが予防につながります。
 • 適度な運動と温浴
　軽運動や入浴で血流を良くすることも、筋肉を柔らかく保つポイントですね。

整体や接骨院でのケアもおすすめ

寝違えが長引く場合や、痛みが強く日常生活に支障がある場合は、
整体や接骨院での専門ケアがとても有効です。
首や肩の筋肉をほぐす手技療法や、
体のバランスを整える施術により、回復が早まります。
特に、「今は冷やしたほうが良いのか温めるべきなのか分からない」という方が多いので、
そのアドバイスや日常生活での姿勢指導や枕のアドバイスも受けられるので、再発防止にも役立ちます。

まとめ

寝違えは、首の筋肉や関節に負担がかかることで起こるものです。朝起きて首が痛いときは、無理に動かさず安静・冷却・温熱・軽いストレッチをしましょう。
日頃から姿勢や枕の高さに気を付け、筋肉の柔軟性を保つ習慣を身につけることが再発防止に繋がります。
痛みが長引く場合やあまり動かせない場合は、早めに整体や接骨院・整骨院で相談することをおすすめします。